見たくないものは見えない 見たいものが見える

巨額赤字「貿易立国」はどこへ?(NHK)

昨年初の予測が,今年早速貿易赤字の恒久化という形で現れることになりました.デジタル革命以後日本の収入が減っていく様など客観的事実に対して福島の事故調が指摘した,人は見たくないものは見えないのとおりのことを国民一人一人が続けた結果ですね.
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貿易赤字が恒久化すれば生活レベルを落とさざるを得なくなるわけです.今が良ければいいという快楽主義的な消費行動は,アリとキリギリスと重なります.今が良ければいい,というのは消費行動だけでなく経営戦略自体も右肩下がりになってから続いてきたことを述べた.右肩下がりの経済から脱出する方策として考えられた,金融至上主義とグローバル化がもたらした結果についてはようやく最近になって客観的に述べられるようになってきたが,デジタル化とグローバル化の相関などはここでもすでに述べているくらいのことであるから,経済の専門家はそれらの負の側面を予め洞察して,それらが起こらないように提言するべき仕事を,都合のいい面だけしか見られないのもまさに事故調の報告通りである.本当に経済を体で感じているのだろうか.彼らはまず自分の家の家計簿を付けることから始めた方がいいだろう.

では具体的に我々はどのような舵を切ったらいいのであろうか?最初のNHKの論説の結論にかぎらず,"新たなビジネスモデルの確立"という言葉がでてくるが,20年間産業界はそれを求め,一つとった選択肢がデジタル化だった.しかし,デジタル製品がここまで普及するようになって,オープンアーキテクチャ化やモジュール化が浸透してしまい,アナログ時代のようなニーズを思索し,設計し,工程管理するために必要だった優秀な技術者をたくさん集めて初めて作れた生産技術を先進国が放棄せざる得なくなり,この貿易赤字を生み出すことになってしまうことが明らかになった.先進国が先進国たらしめてきた工業技術を基盤に,今の地位を維持しし続けることの難しさについて失って分かるで述べたが,失うのはたやすく,引き返すポイントを失った現在,我々の祖先が営々と築き上げた現在の生活レベルは,彼らが味わったような困難の時代に引き戻されるのではないかと,満蒙開拓まで続くハワイ移民が始まった1/27に思うのであった.

後悔先にたたず,後悔役にたたず,後悔後をたたず



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