のど元過ぎて熱さ忘れる

国内電機各社の変調が明るみになってようやく,この国の行く末に対する懸念を認識する論調が出てくるようになったが,それも最近の円安でのど元過ぎればの危機にある.

NYタイムズ支局長「日本は3.11より大きな危機の必要あり」
・3.11の東日本大震災、福島原発事故でさえ日本にとって真の危機にはならなかったわけです。日本のシステムを変革するには、ある意味で3.11より大きな危機に直面する必要があるのかもしれません。

この国の国民は本当に忘れっぽいことを,外国人はよく分かっているようです.このことはこの国の貿易収支についても同じことが言えます.デジタル化により電機各社はすでに国内工場を海外に出してしまっており,政府が積極的に誘導している円安のメリットを享受できる輸出産業は自動車関連ぐらいになりつつある.川上の材料メーカとて川下が海外にシフトした周辺を中心に海外へ出てしまっている.円安によりガソリンの高騰が騒がれているが,最も懸念すべきは国内資金余力の低下と海外ハゲタカファンド比率の増加による国債の暴落になるわけです.山歩きでは道をはずしたとき,気がついたら引き返すが鉄則である.少なくとも,製造業では電機各社はその引き返せるポイントを行き過ぎてしまった訳である.国債も同じ道をたどっていないことを願うほかない.


「ガラケー再興」待望論は根強くあるものの…
・フィーチャーフォン(いわゆるガラケー)が実現していた、通信事業者を中心とする垂直統合のパラダイムこそ、通信事業者、端末メーカー、そして消費者のすべてにとって、幸せな構図だったのではないか、というものだ。
・フィーチャーフォンの「守られていた居心地のよさ」という魅力が、それを失ったことで再評価されている。
・スマートフォンの普及は、すでにフィーチャーフォンに後戻りできないところまで、大きく進んだ。

これは群馬県の小さな村に“互いを評価し合う幸福”を学べを思い起こす.しかし忘れっぽいこの国の国民はアナログ時代の貯金を食いつぶすまで自分たちの置かれている立ち位置を認めることができないまま,引き返せないところまで墜ちていくのだろう.

後悔先にたたず,後悔役にたたず,後悔後をたたず



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