正常性バイアス2018

猛スピードで変わる巨大都市――中国「深セン」に賭ける日本人たち(YahooNews)

・ハードウェアはすぐにコモディティー化(技術や製品が一般化し、市場価値が下がること)する時代です。例えば日本製品の性能が100点だとします。他国製品で性能が80点でも、価格が半額のものが出てくれば、太刀打ちできません.いくら優れた製品を生み出しても、コモディティー化に呑み込まれ、利益を出すことができない。
・日本のモノ作りは素晴らしかった。それが私たちの世代でガタガタになってしまった。本当に残念です。日本の工場が復活して、深センから地位を奪い返すことはできないでしょう。


ジリ貧の日本企業で普通の社員が生き残る3つのシナリオ(Diamond)

・実際には縮小均衡への道をレミングのようにまっしぐらに進んでいるのを、素知らぬ顔をして日々過ごしているというのが、大方の国内型大企業の現状だろう。
・AIやIoTやビッグデータ解析などテクノロジーの進展はビジネスの形態を変えた。ゲームのルール、いや、ゲーム自体が変わったともいえるし、ゲームの場そのものが変わったともいえる。あらゆるものが総替えなのである。


9割の悪事を「教養がない凡人」が起こすワケ

・それを意図することなく受動的になされることにこそ「悪」の本質があるのかもしれない、と指摘しているわけです。
・私たちは人間にも悪魔にもなり得ますが、両者を分かつのは、ただ「システムを批判的に思考する」ことなのです。


顧客ガン無視。なぜ企業は「都合のいい市場分析」にハマるのか(Diamond)

・意図しない新規参入者が出てくることを全く想定していないのかというと、そんなこともないんやろうけど、面倒くさいしキリがない。なにより「関係ない」って信じたいですしね。
・このセグメンテーションには致命的な問題がある。何かと言うと、この整理が自分たちの現状把握や意思決定において全く意味をなしていないということですね。整理としては正しいのだけれど、「だから大丈夫です」という結論を前提に組み立てられている。だから都合の良い戦況解釈なんです。


「クールジャパン」迷走の背景に、日本人の“弱点”アリ(ITmedia)

・ただ、日本人はそのような「自画自賛」をひとりひとりが胸にしまっておくことで満足せず、ちょっと気を抜くと集団のスローガンにして、他国や他文化にも押し付けようとする。その傲慢(ごうまん)さが客観的な視点を奪った結果、プロジェクトを惨敗へと導くと申し上げているのだ。
・「クールジャパンのエッセンス(何が、どのような外国人を、なぜ惹きつけるのか)」について、「世界101カ国から7242人以上(2017年12 時点)」の外国人にアンケートをとったものなのだが、残念ながら「作戦第一、情報軽視」という日本の弱点がモロに出てしまっている。
・そういう人たちが叡智を集結してつくったものが、なぜ日本が泥沼の戦いに突入した時代の「自画自賛本」と瓜二つなってしまうのか。「参考にしました」というのならいい。だが、無意識に同じような発想になってしまったとしたら、これほど恐ろしいことはない。
引き返すのは今しかない。果たして我々は長く患ってきた「傲慢さ」を克服することができるのか。それともまた同じ負けパターンにのってしまうのか。注目したい。


「バカの壁」はネット時代にますます高くなる(東洋経済)

・ナチと同じですね。宣伝相のヨーゼフ・ゲッベルスは「大きな嘘を頻繁に繰り返せば、人々は最後にはそれを信じる」と言ったそうです。そういう時代がほんとに来たんだなと。
多くの人が発信者の側に回れるようになったのは、ソーシャルネットワーク(SNS)のおかげですけれど、これは心理学の知識に基づいてうまく設計されていると思います。他者からの承認欲求や、他者と競い合いたい欲求、自己実現欲、自己愛といった人間の心理をうまく利用して、人々をSNSから抜けられなくさせるようにできています。
・自己愛とか承認欲求とか、そのような人間の本音は、地域コミュニティとか教育によってできるだけ統制することで社会は安定してきたんだと思うんですね。それが、ネット社会になって機能しなくなっているんでしょう。


日本人がこれほど「自信」と「余裕」を失ってしまった歴史的理由(現代ビジネス)

・世界に目が開くことで、皮肉にも内輪の足の引っ張りあいに使える「最強の道具」を手に入れたのが、遺憾ながら平成の日本人だったように思いますね。
・テレビに映る表層をなでる受容しかできなかったために、それらは日本人どうしで「彼らに比べたら、おまえなんか大したことない」と言いあうだけの道具に堕ちてしまった。
・そういったメディア映えする個人の背景にある、もっと構造的なもの、たとえば社会のあり方を捉える知的な訓練ができていなかったという問題に、気づいている人がどれだけいるのかなと思います。


相次ぐ官僚の不祥事に「日本の死滅」を見た、生物学者からの警告(Mag2)

・私が関わっているアカデミズムやシンクタンクの世界でも、学問の自由や研究助成の公募などの仕組みは形骸化しており、どこを見ても一定の人脈に連なる「仲良しクラブ」ばかりで、新しい血が加わる余地は極めて限られています。そこにあるのは内輪ボメと自己満足と自己過信…。


髙田明「自分の後ろ姿を見ることはできない」(日経ビジネス)

・仕事に一生懸命な人ほど狭い業界の常識に染まりがちです。でもそんな「常識」の中には、お客様や若い社員にしてみれば、なぜそうなるのか分からない「非常識」なルールも多々あるように思います。


「階級社会」に突入した日本、格差を拡大させた3つの仮説(DiamondOnline)

・それが分厚い中間層を生み出していたわけですが、そうした中間的な賃金の仕事がなくなり、結果的に、比較的高い賃金の仕事と比較的安い賃金の仕事が増えている。これは欧米でも日本でも起こっていて、各国の政治が不安定化する原因になっています。
先進国では格差は拡大していますが、グローバルではむしろ格差は縮小しています
・それでも資本主義の増殖が止まらない一因は、人々の欲望を刺激するように工夫された商品が不断に創出され、それをを人びとが競うようにして求めるからだ。
・ひとつの橋の建設がもしそこに働く人びとの意識を豊かにしないものならば、橋は建設されぬがよい。市民は従前どおり、泳ぐか渡し船に乗るかして、川を渡っていればよい


ゲームボーイを開発した伝説の技術者・横井軍平「私はなぜ任天堂を辞めたか」(文春Online)

・「最先端」にこだわり、「不要」なものをたくさんつけて「高価」な玩具を作るとしたら、それこそ「大企業病」であり、「すきま」精神を忘れた行為だと思うのです。
・皆さんも、お持ちになっている家電製品で、使い方がわからず、全く使ったことがない機能がいくつもある製品があるでしょう。ワープロやビデオにもそういうものがあります。これは、大企業が作る製品だからではないか、私などそんなことを考えることもありました。
・しかし、技術者の心理として、あと1%値段を上げればこんなこともできるという感覚が積もり積もって、いっぱいよけいなものがついたものができる――そういうことは「大企業」ではよく起こることなのです。私がいう「大企業」とは、大きい企業という意味ではありません。「すきま」意識、商品開発意識が欠けた企業という意味です。


華やかな敗北を見たがる人々(日経BP)

・われわれは、起こってしまったことは良いことだと考えがちな国民だ。
・われわれは、醜く勝つことよりも、美しく敗北することを願っている
 ずっと昔から同じだ。われらニッポン人はそういう物語が大好きなのだ。


世界中が「低欲望社会化」する中、日本は美しい衰退に向かう (Mag2)

・私は以前から「このまま行けば日本は、ポルトガルやスペインのように400年衰退する、そういう長期没落が続く国になるぞ」と言ってきましたが、2017年はそのことが明確に決定づけられた年だったと言えるでしょう。
・世界の優秀な人材はみな日本に来たがっているのだと、まだうぬぼれているのです。今の日本には何が足りないのかということについて、全く自己分析ができていないと思います。


新商品開発は「答え」から考えてはいけない──新たな価値を生む方法論(Diamond)

・新しい価値を生み出したいのなら最初にすべきは、計画を立てることではありません。アイデア出しでもないのです。ものごとを観察し、その観察した事実からいかに「気付き」を得るかということです。
・新しい価値を生み出すには、違和感のある事実や驚くような事実にまずは気付くこと。そしてこれらの事実がなぜ起こるのかを推論する。そうすることで新しい仮説を生み出せるはずです。
何が本質的なニーズなのかを考えるところから始めなければなりません。


「ニューテクノロジー」が拡大する貧富の格差(日経ビジネス)

・雇用の創出も従来とは異なる動きを見せており、歴史が指し示した流れとは別の道を歩んでいる。例えば、先進各国における雇用の伸びの多くは、「専門職」または「単純労働」においてであり、その中間にある職種の雇用は伸びていない。その結果、かつて先進各国の中流の階層に属していた人々の多くは、今や中流の下や、下流の階層に属し、かつてないほど経済的に不安定な生活を送っている。
・「どうして従来の経済の軌道から外れてしまったのか?」という問いに、答えを見出すためには、新しい技術が労働に及ぼした影響から目をそらしてはならないだろう。


石油はこれから「正味エネルギー」が急減する(日経ビジネス)

・油井口に取り出した原油は、精製などの加工プロセスに送られ、ここで27MJのエネルギーが投じられる。精製品を石油会社の集配基地に輸送するまでにさらに5MJを消費。ここから、販売組織の末端までタンクローリ―などで配送されるが、この過程には多くの施設が設置・運営され、多くの人々が活動しており、37.5MJのエネルギーを消費する。こうした一連の活動の結果、末端の消費者が利用可能な正味エネルギー量は20.5MJにまで減少する。油井口で確保した時点からほぼ5分の1になるわけだ。 2shoumi.jpg


コミュ力もリーダーシップもいらない。Googleが考える、本当に“優秀な人材“とは(huffpost)

・古い保守的な会社は「性悪説」の考え方で動きます。部下が何をしでかすかわからないから「トップがすべてをコントロールする。命令に従え」という考え方です。
・時代が大きく動いた時、自分の人生はどうなるかはさっぱりわからない。
それでも、時代に合わせて、「次は、どんなことが起こるんだろう」「みんなが気づいてないことは何だろう」と考えて、一歩を踏み出すというのは非常に大事だと思いました。
・「これまでの人生で苦労をしたかどうか」でした。人生の中で、戸惑ったり、脱線したり、事故にあたり、病気になったり、浪人したり、好きな人を失ったり...。
そういった苦労した人たち、挫折した人たちは、会社のなかでパフォーマンスを発揮していました。
・経営者は、やはり「変人」を集めるというのが大事なのかもしれない。変人というのは、いい意味で、とんがっている。「出る杭」ですよ。そういう人材を集めれば、ダイバーシティが増えると思います。


「日本のどこがダメなのか?」に対する中国ネット民の驚きの回答(現代ビジネス)

・中国人は通常、「井戸の外」の景色を見ることを好み、外に出ていこうと考えて、世界に対して純粋な好奇心を持っているのだが、日本人はこうした純粋さや勇敢さや「ものごとをもっと知りたい」という冒険心をまったく失っていて、自分たちの世界の狭さを感じるときがあっても「まあ仕方ないや」と自分を慰めるだけで終わる
・なのに日本人は非常に他国からの目を気にする。「外国人が大好きな日本の○○」といった話が非常に流行っていて、取るに足らないくだらないものごとを見つけて「世界で日本が大人気」といった曲解をおこないたがる


今のトップは逃げ切ることばかり考えている「日本全体が終わってるって思う」(東洋経済)

・最悪だったのはインターネットだよ。ネットの存在自体はいいんだよ。でも、「こんちくしょう」が言葉とか作品のほうに反映されずに、「死ね」とか何とかっていうネット上の悪口だけになっちゃって。そこからもうひとつ上がって、「自分はこう考えている」っていうところまでいかなくなっちゃったんだよね。
・ああいうふうに同調するっていうのは何もこの時代だけの話ではなくて、昔からそうで。俺が知ってるかぎりにおいて言えば戦前がそうだよね。みんな被害者ヅラして軍部が悪いって言ってるけど、明らかにあの時代、すべての国民がソッチを向いてたよな。向いてたからこそ「敗戦」って言わないで、悔しまぎれに「終戦」って言ってるわけじゃない。


日本人の経済に対する「楽観」は国際会議で失笑が漏れるレベルだ(現代ビジネス)

・「日本人のGDP成長率に対する考えは非常に楽観的で、日銀が目標とする2%を上回る3〜4%という人もいた」と話すと、出席した海外の大使や要人たちから笑いが漏れました


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