正常性バイアス2021

EVは本当に環境に優しいか?VWが発表したCO2排出量の衝撃レポート(Diamond)

・ここで気をつけなければならない点は、車両製造段階、エネルギー製造段階、走行段階のすべてを加味したLCA視点によるCO2排出量の計算結果は、必ずしも回答はひとつではないことだ。どのようなデータを使用するかで変わる。さらに、厳密にLCAを計算するとなると、車両の廃棄・解体段階でのエネルギー消費も含めなければならない
・素材や部品別にCO2排出比率を見ると、ボディなどに使われる鋼材(スチール)は18.4%、エンジンやサスペンションなどの鋳物に使われるアルミ合金は5.7%、電動モーターは4.8%、モーター内に使われる磁石は2.2%、インパネなどの樹脂部品は3.3%、貴金属類とガラスはそれぞれ1.3%である。そして注目は、車両製造段階で発生する43.3%がLiB製造時に発生する点だ。


巨大企業に富が集まる繁栄が健全と言えない訳(東洋経済)

・アメリカの伝統的な市場万能主義の経済学では、物事というものは放っておけば「神の手」で最適な状態に落ち着くようになる、と考えてきた。そのためいままで見てきたような縮退も、そんなに深刻な重要課題として考える必要はない、としてあまり関心を持たないで来てしまったのだが、それでは本当にこうした社会の縮退も、放っておけば元へ戻るのだろうか。
・実例を見ても多くの場合、一旦縮退状態に陥ってしまったものは、そこからゆっくり回復するより、むしろ全体が一種の大破局でリセットされてその更地から再出発していることが多い。


日本が何度もコロナ対策に失敗する本当の理由(東洋経済)

・これは、日本企業のいたるところに見られる。自爆的に社運を賭けて、原子力に投資する。液晶に投資する。日本企業はすぐに社運を賭けてしまう。それで自爆する。一矢報いて破滅する。破滅の美学である。一矢報いても負けであるし、勝ったほうには一矢も二矢も意味はない。それなら生きて、次のチャンスを待ったほうがいいが、勝つという目的を持たないから、破滅を選ぶ
・利益も長期存続も、というが2つの目的は最終目的でない。さらに言えば、老舗でも実は不明瞭で、老舗和菓子屋でも、洋菓子やカフェをやって、今の利益を極大化しようとしている。長期存続が優先されているかどうか不明確で、問われれば「伝統と革新のバランス」だとか言って逃げているが、要は不明瞭で、実はどちらでもなかったりする。自分がそのときやりたいことをやっているだけではないか。


ユニクロに潰された数々の企業に学ぶ「変われないことの危険性」(現代ビジネス)

ある日突然、世間の洋服に対する考え方が百八十度変わり、ユニクロが『おしゃれ』だという時代になった。正直に言えば、認めたくない。でも、それが今のファッションの当たり前なんですよね
・人件費の安い海外に工場を作り、自社で原価交渉をし、他社ならせいぜい数万着の製造を、数十万、数百万着単位で行い、価格破壊を起こした
・すると中途半端な「ユニクロ化」を目指すがあまり、さらに製品の質を落とし、ブランド力の低下を招く負のスパイラルに陥ったのだ。


スポーツ新聞を憂う(日経BP)

・じっさい、ちょっと気のきいたブロガーなら、同じテレビ番組の感想を書き起こすにしても、もう少しうがった文章を書く。というよりも、個人名で発信するブログの世界では、こんな恥ずかしいレベルのエントリーは、無料執筆者のプライドからして自分でボツにする。こんな恥ずかしい文章は、カネになるのならまだしも、とてもではないが、タダではヒトサマに読ませるわけにはいかない。当たり前だ。それが文章を書く人間の最低限の矜持というものだ。


「なぜ『災いのリスク』を軽視してしまうのか」を心理学的見地から考える(COURRIER)

・この意図的な盲目は、権力者に限ったことではない。権力者以外の私たちもまた、目先の事柄に気を取られ過ぎ、起こっていることを迅速に把握できていない現状を認めるべきだろう。


色即是空、因縁果、ライプニッツ…大槻教授が釈迦に学んだこと(現代ビジネス)

・私は大学で、この簡単な「充足理由律」を学んでも、なんだこんなもの、科学ではいつも当たり前ではないかと思っただけで、これが仏教哲学ではすでにライプニッツより2000年以上も前に釈迦、あるいは、釈迦の弟子たちによって説かれた真理とは気がつかなかった。


なんでガジェットってこんなに修理しにくいの? わざと? 財布にも環境にも悪いのに…(gizmode)

・修理できないために埋め立てられる「電子ごみ」が社会問題に
これは、消費者にとってはウザくてコストがかかるだけという問題ではありません。環境への影響もとてつもなく大きいんです。


ググる前に妄想せよ!元NHK_PR1号の「面白い」発想法(Diamond)

・複雑なアイデアより、シンプルなアイデアのほうが課題をストレートに解決してくれるものだ。しかし、それがあまりに鮮やかなときには、一度疑ったほうがいい。なぜなら、作り手が自分に酔っていて、思った以上に受け手に伝わらないことがあるからだ。作り手が「これは画期的なアイデアだぞ」「上手いこと言ってやったぞ」などと感じているときは、案外失敗している。


仕事のできない人は「アート」の価値を知らない(東洋経済)

・私たちは「正解を速く正確に出せる人」を「優秀な人材」と考える強い傾向がありますが、それは「問題が過剰で正解が希少な社会」において形成された一種のバイアスなのだということを忘れてはなりません。


世界はすでに、各国が「利己的」にならざるを得ない危険な状況に陥っている(Diamond)

・自由主義経済による国際秩序の基礎には、地政学的な下部構造があるということ。言い換えれば、グローバル化は自然現象などではなく、グローバル覇権国家が自由主義的な経済秩序を構築することを志向した結果なのだということです。
・TPPは、オバマ大統領自身が横浜で開かれたAPEC首脳会議で明言したように、アメリカが輸出を倍増させることで国内の雇用を増やすという戦略の一環だったんです。オバマにとってのTPPは、他国の雇用を奪うための、一種の近隣窮乏化政策だったのです。


プロと同じレベルで稼ぐ「素人」たちの"共通点"(東洋経済)

・昔は、一定の訓練を受けた人たちのコミュニティーでしか共有されていなかった有益な情報が、インターネットの出現で情報がオープンとなり、誰でもアクセスできるようになった
・専門的な施設や組織に関わらずとも、スマホを使うことで、プロに近づく技術を身につけることは、誰にでもできるのだ。


鬼滅の刃は「本当うまくやった!」でも“限界”と語る真意とは ーー富野由悠季監督に聞く、アニメ業界の「現在と未来」(livedoor news)

素人さんにとって楽しいツールとしてTikTokみたいなものがある。そういったツールで、あれだけ動画で遊ばれちゃうと、数に関してはもうプロが追いつかない
・根本の部分で身についていない、物事を理解していない、ということをどういう風にして学習するかっていうと、やっぱり“根本のことを押さえられる”のと、“技術に対応していくだけのもの”は本当に違うことなんです。


突然はじまったロバと老夫婦の話(トヨタイムズ)

・要は「言論の自由」という名のもとに、何をやっても批判されるということだと思います。
最近のメディアを見ておりますと「何がニュースか?は自分たちが決める」という傲慢さを感じずにはいられません。
「一億総ジャーナリスト」と言われるくらい誰もが情報を発信できる時代です。
情報によって人を傷つけることもできれば、元気にすることもできると思います。
大切なことは、「その情報を伝えることによって、何を実現したいのか」ということだと思います。
もっと言いますと、「どんな世の中をつくりたいか」ということです。


「クルマを走らせる550万人」の意味するところ ~ 自工会のCMが問いかける重さ(YahooNews)

・電気自動車は、排気ガスを排出せずに走行するため、確かにその時点ではクリーンで環境にやさしいというイメージを持つ人が多い。しかし、実際にその生産から、廃棄までを考慮に入れた場合、ガソリンエンジン車に比較して、本当に二酸化炭素排出量が少なく、環境にやさしいのかという問題がある。
・次世代産業、ベンチャー企業、起業家育成など華やかに見える分野も、もちろん重要である。しかし、今現状のコロナ禍による世界経済の停滞とその中でも自動車産業の競争激化を見据えれば、現況の日本の自動車産業をどうするかという問題は、日本経済を左右する最重要課題であることに気づくはずである。


「脱ガソリン車」を急ぐと、自動車業界が電機業界と同じ轍を踏む理由(Diamond)

・トヨタ自動車やホンダといった日本メーカーが、これまでハイブリッド車に力を入れてきた理由の1つは、電気モーターに内燃機関をセットにすることによって、複雑でインテグラルなアーキテクチャを自動車の製品開発に残すという、技術優位性の延命策でもあった。
・日本の自動車産業にとって怖いのは、急速なEVの普及が自動車の製品アーキテクチャを急速に変化させ、モジュール型の製品にしてしまうことである。デスクトップPCやデジタル家電などはモジュール型アーキテクチャの製品の代表例であるが、どれも標準的な部品の組み合せによって誰でもつくることができる製品になったので、新規参入企業が増え、価格競争が激化し、あっという間にコモディティ化に陥ったのである。
エレクトロニクス産業の失敗の轍を踏まないためには、内燃機関からEVへのシフトはある程度慎重に行う必要がある。少なくとも、日本の主要自動車メーカーがEV化しても競争優位を維持できるような体制づくりができるようになるまで、ガソリン車という既存製品のビジネスが「キャッシュカウ」となって利益を出し続ける必要がある。
ガソリンだけが石油製品ではないという問題だ。ガソリンは原油を精製することによって取り出される石油製品の1つだが、同時に原油からは産業用に使われる重油、ディーゼル車に使われる軽油、家庭の暖房などに使われる灯油、家庭の調理器具やお風呂に使われるLPガス、プラスチックなどの化学製品の原料となるナフサなどが精製されている。

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